シングルマザーの三兄弟国公立医学部現役合格日記

この春、二人の兄に続いて末っ子の三男が某国立大学医学部に入学。でも一番驚いているのは母親の私。なんでお前たちが現役で医学部に受かるんだ?三人三様のドタバタの医学部受験を振り返って。

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1日目の自己採点は

長男は、センターの2日目が終わるまで、第一志望はずーっとA大学医学部でした。


駿台模試で一度ぐらいは C判定があったかも知れませんが、私は彼の勉強への取り組み方から、A大なんて無理に決まっていると思っていました


さすがに、センターで9割近く取れないと厳しいとは分かっていたようで、センターで失敗したときのための大学も考えてはいて、国語、社会の配点が半分になる新潟や、A大学よりは偏差値の少し低い、群馬、信州などを次の候補にしていたようです。


私は正直、A大はおろか医学部は無理だろうと思っていました。

やはりなんと言っても、30年前の自分の経験から、長男程度の勉強量で、医学部に届くはずがないと考えていたのです。


もちろんそんなこと口にはしませんが、とにかくセンターが終われば目が覚めるだろうから、そこでもう一度考えればいいかと。


年が明けるとすぐセンターです

私はやっぱり気が気ではなくて、一人でこっそり湯島天神にお参りにいきました


そこで、医学部合格、落ち着いて試験に望めますようにと、絵馬に書きました

無理だろうと思ってはいても、やはり長男の思いを叶えてあげたいという気持ちもあったのでしょう


そして当日

長男は1日目の試験後、かなり機嫌よく帰ってきました

文系が苦手な彼はずっと、国語や英語で失点することを心配していましたので、思いの外良くできたのでしょう

絶対にしないといっていた、1日目の自己採点をなんとやってしまったのです


結果は

国語153

英語180

倫政83

と、国語でいつも120位しか取れたことのなかった彼にしては奇跡的な点数でした


この年(2015年)の国語は、とても簡単だったようです

理数に自信のあった長男は、うまくいけば9割近く取れて、A大学受けられるかもと思ったことでしょう

私も、ひょっとすると、ひょっとするかもと

期待してしまいました


翌日は、母の一周忌でした。

法事には姉夫婦、弟夫婦も集まりましたが、

○○君今ごろ頑張ってるかな

きっと大丈夫だよ

と、みんなで気楽に盛り上がっていました



その日はしゃぶしゃぶが食べたいということで、いつもよりちょっとだけ高価な豚肉を用意して、次男三男とお兄ちゃんの帰りを待ちました

兄ちゃん、理系はとくいなんだから、余裕だよな~


ところが…

前にも書きましたが、長男は帰宅するや、カバンを叩きつけ自室に入ってしまいます

夕飯は当然要らないとのことで

3人だけでしゃぶしゃぶをしました


当然会話は弾まず…

なんかミスしちゃったのかな

かわいそうだね

弟たちは、お兄ちゃんが大好で、尊敬すらしていましたので、大変重たい雰囲気の夕飯でした


これ以来、大事な用事の時、我が家ではしゃぶしゃぶ禁止になりました