シングルマザーの三兄弟国公立医学部現役合格日記

この春、二人の兄に続いて末っ子の三男が某国立大学医学部に入学。でも一番驚いているのは母親の私。なんでお前たちが現役で医学部に受かるんだ?三人三様のドタバタの医学部受験を振り返って。

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合格前予約って…何それ?

不合格がわかった後、次男はしばらくふて寝をしていました


中学受験でK成に落ちたときは、半日泣いていましたから、だいぶ成長したのかな
数学ができなかったし、まあ仕方ないという感じ


でもやはりショックの様で、
「後期を受けに行く元気が出ない」
などと言います


私は、早稲田に合格している時点で十分満足していましたで、入学金も払っているし
「いいよ、受けなくても~早稲田に行けばいいじゃん」
と気楽に言ってました
ずっと目指していたA大がだめだった時点で、次男は医学部はあきらめたのだろうとも思いましたから


ホテルも、新幹線もキャンセルしようとしていたら
「やっぱりD大は受けるよ」
「A大はだめでも、どうしても医学部に行きたい」


えーやっぱり受けるの?


8日に合格発表
そして翌々日の10日には二人で、D市行の新幹線に乗りました
天候が悪そうだったので、一日早めていくことにしました


学生服を着た次男と新幹線で移動しながら、段々雪景色になっていく中で
ほとんど会話もせず、かなり重苦しい雰囲気だったことを覚えています


でも、持ち前の明るさか、深く沈み込むこともなく
着いた日は郷土料理を食べながら、次々に入ってくる高校の友人たちの合格の報告を嬉しそうに聞いたりしていました


翌日は、受験会場の下見の後、私一人で街の不動産屋に


初めて訪れる街ですし、合格した場合に戸惑わないようにアパート事情を少しで知っておきたいと思ったからです


この時点では、次男の雰囲気から合格は期待できないのではと思っていました
でも、やっぱり受験は終わってみないとわからないので


不動産屋は私のような客がほかにもいて、
合格前予約
という制度があると知りました


国立大学の後期入試に限って、合格の前に部屋を押さえておくことができ
手付などのお金は一切不要 受験票を見せるだけ
合格すればそのまま契約
ダメだった場合はもちろんキャンセルですが、その場合でもキャンセル料などはかかりません
ただ、合格した場合は必ず入居するのが条件です



私はそこで、2つ部屋を見せてもらい
ホテルの部屋で休んでいた次男を呼び出して確認させ、
気に入った方の部屋を予約しました


後期の発表は3月の20日過ぎ
もし合格したとすると、そこから部屋を探して、契約して、引っ越してと
なんだか大変そうだなとちょっと心配でした


この合格前予約のおかげで、すごくほっとした気分になりました