シングルマザーの三兄弟国公立医学部現役合格日記

この春、二人の兄に続いて末っ子の三男が某国立大学医学部に入学。でも一番驚いているのは母親の私。なんでお前たちが現役で医学部に受かるんだ?三人三様のドタバタの医学部受験を振り返って。

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やっぱり不合格でした

試験から、合格発表まで
次男は何をしていたか?


少なくとも後期の準備だけはしていませんでしたね
卒業式があって、部活のコンパがあって、友だちとTDLに行ったりもしてたかな


後期のD大は センターが700 面接200 小論文100


ほぼセンターで決まるようなもの
それでも、小論文100点があるので、全く対策しないわけにも・・・
と思いつつ、次男は気が抜けてしまったのか、ほとんど後期の勉強はできませんでした


後期の試験は、小論文というより、英語の記述試験のような感じ

医事ネタのような英文を読んで、日本語で意見を書く
問題文は比較的やさしいものの様で、対策は意味がないと思ったのかも
一度だけ、小論用の問題を出して、書いたものを私が添削しました
Z会か何かの課題から見つけてきたもので、医学に関する内容です


思ったよりしっかり書けていました
次男は長男に比べれば、作文は得意なので、小論文向きだったのかもしれません


私は後期は遠方なので、受験の時ついていくつもりでした
多分A大は難しいだろうと思ったので、まだ発表がある前からD市にあるホテルを、2人分予約しました


確か、新幹線の切符も取ったと思います


だって、A大の発表が8日、12日の試験のためには11日には出発します
D市には5時間以上かかります


そして、発表は残念ながら不合格でした


発表は3月8日1時だったかな

その日はお休みでした

でも家で発表を待っていることができず


用事もないのに買い物に


発表の時間から数分後

次男からラインで


A大落ちた


と連絡が


やっぱりなあと思いながら、どうやって声をかけようかと、考えながら帰宅しました



小論文対策として用意しました

小論文対策に用意した本です
ほとんど使っていません
次の年、浪人して医学部を受けるという友達に譲ったようです



これは当時の募集要項 後期の配点です

早稲田先進理工合格!

国立前期は2月25日、面接が翌日の26日
これはずっと変わりませんね~
次男はかなり緊張した様子で、試験に出かけて行きました
A大は自宅から1時間以内で行けます
私の勤務先からは歩いて10分の近さです


この年は、土日だったので、私は2日とも東京の学会に出かけていました


次男は帰るなり
「数学が全然できなかった」と
5問中 全完(完答できたことを言うそうです)はゼロ
全く手つかずが一問 残りは良くて半完(部分点が半分もらえそう)から8割


がっくりは来ていましたが、精いっぱいやったようでまあ仕方ないという感じ


翌日は面接
この数日前に私は次男に模擬面接をやりました


医師を志望する理由を聞いたところ
「医師である母の仕事への姿勢をみていて・・・」
などとうれしいことを言ってくれて、なんだかジーンとしてしまいました


少しだけ面接のアドバイスをして、大丈夫だよと送り出しました


この日は、早稲田の発表です


長男の時と全く同じパターン


今度は気になって、昼休みに学会場でこっそりチェック
無事に合格していました!!


やっぱりうれしいですね~


A大の発表は3月8日   けっこう長い


次男はそれから、発表までの間、何度も何度もA大の自己採点をしていました
配点も正解も発表されていないのに、どうしてできるのかいまだにわかりませんが


まるでセンターのように計算をして、
昨年の最低点と比べて、あーでもない、こーでもない


次男によればギリギリ受かるのではないか  とのこと


私は、いくら数学が難しかったとはいえ、半分もとれていない状態では合格はないだろうと、こっそり思っていました


もちろん長男のケースもあるので、何が起こるかわかりません

受験票落とした?うそでしょ?

早稲田理工の入試は、2月16日
これは、ここ数年変わらないようです


早稲田は問題も特殊だし、受験生も多い
単純に医学部の滑り止めになる大学ではありません
でも、東大や上位の医学部に受かる子は、それほど対策をしなくても余裕で受かっているようです


はっきり言って、国立を受ける特に現役は、センター対策に時間をとられて、私立の準備までは手が回らない


うちの子達は、私立の医学部は最初から検討外ですが、国立と私立医学部を併願する人もいると聞きますから、それは大変なことですよね


さて次男は、模擬試験のつもりで受けるよと、気楽な感じで早稲田の受験に向かいました


夜、帰ってくるなり
高田馬場駅で受験票落としちゃって
会場入りしてから気づいて、取りに戻ったんだけど、なかなか見つからなくて
やっと見つけて、会場に入ったのが5分前だった
危ないねー


と他人事のように話します


私は気が気ではなくて、本番の時も同じことをしないように


受験票は取りに戻ってはいけません


落とさないようにきちんと管理しましょう


などと、まるで小学生レベルの注意を何度もしました


受験票は、駅の雑踏のなかに見つけたとのこと
見ると、受験票には誰かに踏まれた靴の後が、黒々とついていました


ああ、そう言えば
次男は兄弟の中で一番だらしがないんです
小学校の時から、ランドセルも机の回りもぐちゃぐちゃで、よく先生からも注意されていましたっけ


大学を受験する段になっても、
成績のことならいざ知らず、こんなことで心配しなくちゃいけないなんて
ため息をついた覚えがあります


で、肝心の試験の出来は?これがまた心もとない


数学がやっぱり難しく、生物はわりに易しくて
英語はおじいちゃんと採点し 5割5分とのこと
「あの難しい問題で、これだけ取れれば英語は大丈夫」
と、長男と同じようなことを言われ・・・
うーんやっぱり 落ちても受かってもおかしくない  とのことです


A大学は数学が難しく、特に医学部専用問題が手ごわい
完答するのは至難の業で、例年6割弱取れればOK 年によっては5割で合格ということもあるようです
次男も最後まで数学が不安だったようで、過去問を繰り返し解いては
「あー難しい、受かる気しねー」
と言っていました


私がA大を受けたときは、センター重視の配点(その時は共通一次と言いました)
問題は比較的易しく、全学部共通問題でした
小論文もあって、私の年から英語が追加され、比較的文系が得意な私はA大を選びました
この頃は医学部でも2次試験に英語のない大学が半数以上でした

あと、面接もありませんでした

当時、面接をやってる大学は皆無だったと思います

推薦入試も地域枠なんてのも一切なし

学力オンリーのシンプルな入試でしたね


あれから32年
同じ大学を自分の子どもが受けるのかと思うと、感無量
時の流れを感じます


合否はともかく、力を出し切ってほしいそう思って、2月25日 試験に送り出しました
私が心配していたのは、そんなことより受験票
頼むから落とすなよ!!