シングルマザーの三兄弟国公立医学部現役合格日記

この春、二人の兄に続いて末っ子の三男が某国立大学医学部に入学。でも一番驚いているのは母親の私。なんでお前たちが現役で医学部に受かるんだ?三人三様のドタバタの医学部受験を振り返って。

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センター8割って・・・

国公立の医学部を目指す以上、センター試験がカギを握ることは誰でも知っている。

旧帝大なら9割、旧六レベルでも最低8割7分、地方でも8割5分はないと勝負できない。普通はそうだよね~
30年以上前ではありますが(その時はまだ共通一次と呼ばれていた)、私は910点(1000点満点)取りました。自慢ではなくて、参考意見としてなのだが、子どもに言うと嫌な顔をされる。


ところが4年前、長男はあろうことか、センター本番で8割ちょうどという点数を取った。本人はショックだったのか帰るなりかばんを床にたたきつけ、無言で自室にこもってしまう。あとで、数学を失敗したと言っていたが、「それが実力なんじゃないの」と母は思っていて、医学部はもうないよね~と北大の理学部や、東北大の工学部の願書をいそいそ取り寄せようとしていた。


しばらくしてリビングに降りてきて、「俺風呂に入るから、その間に8割ちょっとでも可能性のある医学部調べといて」と言って、さっさと風呂に入ってしまう。


そんなところあるわけないじゃんと思いながらも、調べるふりをして、でもやっぱりないから「明日学校で相談しておいで」と言っておく。


風呂の中で色々考えたのか、それから過去問を解きだした。
確か、福島県立あたりだったか
翌日の午後まで解いていたようだけど、
「やっぱりむりだよ、俺のセンターだと二次で8割5分取らないと。そこまで難しくはないけど、本番でとる自信がない・・・」と肩を落としている。
そのまま学校のセンターリサーチへ出かけた。