シングルマザーの三兄弟国公立医学部現役合格日記

この春、二人の兄に続いて末っ子の三男が某国立大学医学部に入学。でも一番驚いているのは母親の私。なんでお前たちが現役で医学部に受かるんだ?三人三様のドタバタの医学部受験を振り返って。

<script src="https://blogparts.blogmura.com/js/parts_view.js" async></script>

受験票落とした?うそでしょ?

早稲田理工の入試は、2月16日
これは、ここ数年変わらないようです


早稲田は問題も特殊だし、受験生も多い
単純に医学部の滑り止めになる大学ではありません
でも、東大や上位の医学部に受かる子は、それほど対策をしなくても余裕で受かっているようです


はっきり言って、国立を受ける特に現役は、センター対策に時間をとられて、私立の準備までは手が回らない


うちの子達は、私立の医学部は最初から検討外ですが、国立と私立医学部を併願する人もいると聞きますから、それは大変なことですよね


さて次男は、模擬試験のつもりで受けるよと、気楽な感じで早稲田の受験に向かいました


夜、帰ってくるなり
高田馬場駅で受験票落としちゃって
会場入りしてから気づいて、取りに戻ったんだけど、なかなか見つからなくて
やっと見つけて、会場に入ったのが5分前だった
危ないねー


と他人事のように話します


私は気が気ではなくて、本番の時も同じことをしないように


受験票は取りに戻ってはいけません


落とさないようにきちんと管理しましょう


などと、まるで小学生レベルの注意を何度もしました


受験票は、駅の雑踏のなかに見つけたとのこと
見ると、受験票には誰かに踏まれた靴の後が、黒々とついていました


ああ、そう言えば
次男は兄弟の中で一番だらしがないんです
小学校の時から、ランドセルも机の回りもぐちゃぐちゃで、よく先生からも注意されていましたっけ


大学を受験する段になっても、
成績のことならいざ知らず、こんなことで心配しなくちゃいけないなんて
ため息をついた覚えがあります


で、肝心の試験の出来は?これがまた心もとない


数学がやっぱり難しく、生物はわりに易しくて
英語はおじいちゃんと採点し 5割5分とのこと
「あの難しい問題で、これだけ取れれば英語は大丈夫」
と、長男と同じようなことを言われ・・・
うーんやっぱり 落ちても受かってもおかしくない  とのことです


A大学は数学が難しく、特に医学部専用問題が手ごわい
完答するのは至難の業で、例年6割弱取れればOK 年によっては5割で合格ということもあるようです
次男も最後まで数学が不安だったようで、過去問を繰り返し解いては
「あー難しい、受かる気しねー」
と言っていました


私がA大を受けたときは、センター重視の配点(その時は共通一次と言いました)
問題は比較的易しく、全学部共通問題でした
小論文もあって、私の年から英語が追加され、比較的文系が得意な私はA大を選びました
この頃は医学部でも2次試験に英語のない大学が半数以上でした

あと、面接もありませんでした

当時、面接をやってる大学は皆無だったと思います

推薦入試も地域枠なんてのも一切なし

学力オンリーのシンプルな入試でしたね


あれから32年
同じ大学を自分の子どもが受けるのかと思うと、感無量
時の流れを感じます


合否はともかく、力を出し切ってほしいそう思って、2月25日 試験に送り出しました
私が心配していたのは、そんなことより受験票
頼むから落とすなよ!!