遠方の受験に親がついていくのはやっぱり過保護?
長男は国立前期、次男は国立後期、三男は前期も後期も遠方の医学部を受けました
いずれも北の方、うち3校はかなり雪深いところです
結論から言うと私は遠方での受験にすべて同伴しました
最初に長男の受験が決まった時ついていくべきか、かなり悩みました
男子、18歳。その受験に親がのこのこついていくなんて、子どものためにもならないのでは?
もちろん自分の受験の時は、どんなに遠方でも親の付き添いなんて聞いたこともありません。一人で上京し、全く知らない街で旅館に泊まって受験を受ける。それが普通でした。
でも、飛行機でしか行けないところ、かなりの雪国で寒い。飛行機が欠航することもよくあるし、慣れない雪道で転んでけがでもしたら・・・
と心配しだすときりがなく、気が付くと私は、2人分のホテルと往復の飛行機を予約していました
ニュースで見たときは
「子供の受験についていくなんて、最近の親はなんて過保護な」
と言っていた父も、娘と孫の場合は事情が違うようで
「何かあったら大変だから、ぜひ行ってやりなさい」
とのこと
たぶん私は、北国ではなく九州でも沖縄でも、ついて行っていただろうと思います。
合格は半ばあきらめていたのですが、最後だから長男に悔いのない受験をしてほしいと思っていました。万全の状態で受験をさせてやりたかったし、家で一人で心配しているのが耐えられそうもなかった。完全に親の側の理由ですね。
長男でついて行ってしまうと、同じぐらい遠方の場合は一緒に行かない選択肢がなくなってしまい、次男も三男も同伴しました。
長男の受験地は、私が高校までを過ごした地方の県庁所在地 B市です。
まったくの偶然ですが、長男は面接で志望理由を聞かれたら
「母の出身地なので、昔からあこがれてました」
とかなんとか答えておこうと言ってました うそつき!
空港からB市に向かう列車の中で
親がついてきているのなんてうちぐらいかな、恥ずかしいかな
と思っていたら、とんでもない
受験生とおぼしき若者の、半分ぐらいは親が一緒。父親も結構いました
無言で参考書に目を通している受験生の横で、所在なげに座っている親の姿
時代は変わったんだなと思いました
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