シングルマザーの三兄弟国公立医学部現役合格日記

この春、二人の兄に続いて末っ子の三男が某国立大学医学部に入学。でも一番驚いているのは母親の私。なんでお前たちが現役で医学部に受かるんだ?三人三様のドタバタの医学部受験を振り返って。

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国立前期入試 医学部は出願も悩ましい

長男が、数ある国公立医学部の中から、B大学に出願した理由はただ一つ


センターの理科の配点が高かったからです


当時の募集要項によると、


センター試験
国語 150
社会 50
数学 150
理科 200
外国 150   合計700
二次試験   
数学 200  
理科 200 
外国語 200 
面接 100   合計700    となっています


センターの数学で大失敗した長男は、


2次試験の配点が比較的高く、さらに2次に理科があって
センターの理科が数学に比し配点が高いところ  


つまり、B大以外には、出願できるところがなかったのです


B大学は駿台の偏差値が 65 センターボーダー87% 50大学中22位で 決して下位ではありません
他に、偏差値62~61ぐらいでセンターボーダーが85~6%の比較的はいりやすいとされる大学は、たくさんあります
ちなみにA大学は 偏差値 69 全国7位 センターボーダー 90%


医学部入試は非常に複雑で、センターの配点、2次の科目、入試問題のクセなど、偏差値だけでは決められない部分が多いです。


偏差値の2~3ぐらいの差は大きな意味を持たないのです
センターが悪いからと単純に、偏差値の低い医学部を受ければいいというものでもない


センターの出来によっては、長男のようにまったく検討していなかった大学が候補に上がってくることもあります


結局、後期試験までもつれ込んだ次男、三男も同じです
長男ほどではありませんが、センター後志望大学を変更しています


センターが終わるまでは、何も決められない!


浪人ができないとなると、日本中のどの県に行くのか、医学部を受験できるのかすらわからないということで、本人も家族もセンターが終わるまでは、落ち着かない気持ちで過ごすことになります


センター前は、新潟か、信州か、群馬か、福井か、浜松か、名市もあるかも・・・
もしかして、四国?山陰?・・・
まったくわかりませんでした


もちろん最初からセンター9割当たり前、旧帝クラスでいい判定が出ているようなお子さんは別ですが
全国区で考えるところが、ほかの学部の受験とは違っていますね



募集要項



当時の募集要項が残っていました


鉛筆書きは、長男がセンターの自分の得点を計算した後でしょう
先日記事にした、得点と少し違いますね
私の記憶だけで書いたので、ごめんなさい


正確には
国語 153  社会 70 数学2科目で 137  理科2科目で 178  英語 184


計 722点 (80.2%) 
やっぱり数学が悪すぎますね
7割に届かないなんて、とても医学部を受ける受験生の点数ではありません


この年は数ⅡBが新傾向とかで、平均が40点台だった年です
ただ、長男は数Ⅰも悪く、あとで問題を解いた高1だった次男が
「俺でも解けるような簡単な問題を、兄ちゃん間違えてるよ。よほどあわてちゃったんだね~」
と言ってました
センター試験の怖いところです

なんとこの年の足切りは 720点  あと2点で引っかかっていました
足切りは傾斜配点はありません そのままの素点です
危なかったですね~ 笑