シングルマザーの三兄弟国公立医学部現役合格日記

この春、二人の兄に続いて末っ子の三男が某国立大学医学部に入学。でも一番驚いているのは母親の私。なんでお前たちが現役で医学部に受かるんだ?三人三様のドタバタの医学部受験を振り返って。

<script src="https://blogparts.blogmura.com/js/parts_view.js" async></script>

受験を通して子どもは成長する

長男の入試に同行したとき、多分合格はないだろうと思っていた私は
半分旅行気分✈️👜



前日に一緒に受験会場の下見をしましたが、当日は会場には付き添わず
大学には、保護者の控え室など、もちろんありませんし


ゆっくり駅前でウインドショッピングをしたり、美味しそうなお店でランチをしたり
観光名所のタワーにも登りました


試験の終わった長男とおちあって、夕食を食べに行きました


ホテル近くの焼肉屋(正確にはジンギスカン)


まだ、翌日面接が残っていましたが、長男はとてもリラックスムード


試験のできについてはあまり語らず


「俺、ここを受けて良かったよ
悔いはない
もし、ここも、早稲田もダメだったとしても、理科大に入って頑張るから」

と、今までに見せたことのないような、穏やかな表情で言ってました


あー、ずいぶん大人になったなぁ
私は感無量でした😢


生意気でいつも不機嫌だった長男の変わりよう


離婚して、子ども3人を一人で育てて、病気になって、頼りの母を亡くして
いろんなことがあったけど、頑張ってきて良かったと心からそう思い、こどもの前で涙ぐんでしまったことを、昨日のことのように思い出します


翌日は面接試験
面接は受験番号順に午前と午後に分かれていて、長男は午前組でした


面接では、高校の部活のことや(あそこ、野球の名門校なんだよね~と言われたそう)
高2で行った海外サマースクール(ロサンゼルス)の話などで、終始和やかな雰囲気だったそうです。
昼前には終了したので、飛行機の便を予定より早めて帰宅することに
そのまま、空港行きの特急に乗りました


実はその日は、早稲田の先進理工の発表日
発表時間の12時を過ぎても、長男はずっとスマホを眺めていて、何も言いません


私の方も、多分だめだったのだろうと思い、移動中ずっと黙っていました


空港で搭乗の手続きをしようとしたとき、長男が急に


「そう言えば早稲田の発表、何時だっけ?
もうでてるかな?」


えー、まだ確かめてないの?
てっきり、電車の中でも見て、ダメだったのかと


俺、野球の試合見てたんだよね


やおら列から離れて後ろの方へ


やったー早稲田受かってた ❗️


長男の喜ぶ声が聞こえます
私は、ちょうど空港スタッフと話をしている最中だったにもかかわらず、長男と手をとりあって喜んでしまいました


本人も早稲田に受かったことで受験終了!となり、完全に早大生気分
私も、入学金20万をいそいそと払い込み、大学から送られてきた生協のパンフを見ては、ニンマリ
入学式の日取りを確認し、パソコンは学校指定のを買いなおそうかとか、あれこれ考えて楽しんでいました


3月初めにあった卒業式でも、担任のI先生に
「おかげさまで早稲田に合格しました。ありがとうございました」
とあいさつしていたのです


B大学の発表は3月7日 私はほぼあきらめていましたので、私立の発表の時よりむしろリラックスしていました